珍しく妹と長電話。この3月は時間があると言っていたので、それならば水村美苗の『本格小説』でも読んだらどうだ、って薦めておいたのだけど、読んでなかった。途中でやめたらしい。なんでも、登場人物が増えてきたからやめたんだとか。整理がつかないと。ドストエフスキーのわかりにくい名前が並ぶ長い小説じゃないんだから。そんな感覚わからないな。
ただ、この『本格小説』って、確か、序盤は少々読みにくいなと思いはしたかな。でもこれは文体の問題であって、内容面は特に混乱するほどのことでもなかったはずだが。まあいいか。