2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧

距離が開き始めていた僕とモンちゃんの関係が再び縮まるときがあった。それは沙織という女性の登場によってもたらされた。 沙織はモンちゃんと同じ大学に通っていた。僕らより1つ年上だった。化粧をほとんどしない美しい人だった。鼻筋は通り切れ長の目は涼…

不思議なことなどなにもないのだよ

高校の国語の時間以来小説を読んだことが無いという友人(年下女)が、なにか本を読みたい、と言い始め、なにがいいかな、と訊いてきたのだけど、これにはどう答えたものか迷ってしまった。 元来、僕の読書趣味は一般的ではないと自認しているので、人に本を…

えっと、もう春ですね。 友達と連れだって昼からお出かけしたのだけど、ぽかぽか陽気で、窓を閉めていると車の中は暑いくらい。花粉症の人がいなかったので、窓を全開にして風を浴びながらのドライブ。 ミステリ師匠*1は、がんがれ楽天、って銘打って千葉ま…

高校を卒業し、僕とモンちゃんは東京に出た。一緒に広い部屋に住むことを考えていたが、ちょうど良い物件が無く、別々に部屋を借りることにしたが、建物は同じだった。モンちゃんは大学に行き、僕は役者の養成学校に通った。 上京した頃は毎晩一緒に御飯を食…

そして月日は過ぎ去った

外出ついでに久々にブックオフへ立ち寄った。考えてみればここには5年くらいは通っていると思うのだが、その最初の頃から働いている若い店員さんがいる。 その人は5年そこで働いているということになる。 今日、僕が本を買うときにその店員さんがレジに立…

急に寒い日になったと思ったら、アラレが降ったりする日であった。 そんな寒い日、野暮用で市役所まで行ったのだが、窓口をあちこち転々と移動させられることになり、ふむ、これが役所特有のたらい回しかと、感心したわけではないが、相変わらずね、といった…

なぜかモンちゃんの顔を思い出した。 40歳が近くなり、そうでなくともふけ顔であった僕にコンビニの派手な制服は似合うはずもなく、ようやく仕事に離れ始めたがその制服のせいで職場にはまだ馴染めなかった。 レジに立ち接客しているなかで、不意に幼なじみ…

『あの日から』というタイトルを付けてみた小説を

更新するごとに書いてみようかと。 年末だったか正月だったか、ここで書いている文章の文体で、気取らず、飾らず、力まず、といった調子でだらだら創作してみたらどうなるかと書いたのだが、それを実行してみようかという気になる。 ただ、これは行き詰まる…

がっぺーがっぺー

なぜ今日という日なのかわからないけれど、岡山県ではちらほら合併が実行された日であって、岡山市も大きくなったようなんだけど、政令指定都市にはなれるのかな。 目指していたとは聞いたことがあるが、おそらくは無理だったんだろうな。人口が少々足らない…

Σ( ̄□ ̄) お久しぶりです。長き沈黙でした。 文章が書けなかったというのは確かで、なぜこんなにも文章を書く意欲がそがれているのだろうかと気になるところ。その原因はいまもってわからず。 書こうとするも4行5行程度で終わってしまうので、それなら書か…

以前は”文章を書こう”と考えなくとも、駄弁の如くだらだらと文章が自然に出てきていたのだけど、最近では”文章を書こう”と意識しなければ書けなくなってしまったような気がする。 どういった変化か……。 最近はわりと運動に励んでいて、先月末の怒濤のレポー…

また何日か飛んでしまった。できるだけ毎日記そうと思うのだが、どうもこの自室にあるPCを起動させることが少なくて文章を書く機会を逸している。 というのは言い訳のようなもので、別のPCを起動させているのでそちらで書いても良いようなものなのだ。 20分…

”古本市場”というチェーン展開している古本屋が、今日まで文庫本をすべて95円で販売するということなので、これは逃してはなるまいぞ、と外出の予定はなかったのだが出かけてきた。 最近は古本を買うならもっぱらブックオフなので、この古本市場に行くのは久…

春は忙しい季節よねぇ

今月は何かあったかなあと、予定をあれこれ考えていると、学費を振り込まなきゃいけないねぇ、学生証の写真を撮らなきゃいけないねぇ、仕事がぼちぼちたまってるねぇ、応募を考えていた文学賞の締め切りがあるねぇ、とかとかとか。 小説はとにかく早めに書か…

岡山県と広島県のハーフ的人種

岡山県出身であることはまぎれもない事実なので、出身はどこ? って聞かれれば、岡山県と答える。 でも岡山県の県庁所在地である岡山市のことはあまり知らない。東は倉敷市までしかよくわからない。そんなわけで、岡山県の中心的な部分は語ることが出来ない…

ようやく一息ついた。 またしてもぎりぎりのレポート提出(月曜日の話)。嗚呼しんどいしんどい。でも間に合ってよかったよかった。 相変わらずのぎりぎり君。 ここ数日は生活が反転していた。夜通し起きていて、寝るのはだいたい午前8時だった。それから4…