ブックオフ神辺店がリニューアルオープンのため、全商品を10%引きで販売するというので、出かけてきた。だいたい3週間ぶりくらい。
店内に入って、驚いた。店内の配置ががらりと変わっていた。文芸書、新書の類が壁際に沿って”コ”の形に配置してあって、それに囲まれるように、なかにコミックの書棚が並んでいる。
そして、前は105円の本は単行本も文庫も近い位置に並んでいたのに、それが離してあった。105円の単行本の書棚を見ていて、振り返ればそこには105円の文庫の書棚があった。でもこれが離してあったのだ。105円の単行本の書棚から振り返れば、半額販売の文庫本が並んでいる。
また面倒なことをしてくれた。
そういう配置が販売促進の作戦なんだろう。僕みたいに105円の棚にしか行かない人間に、より多く半額販売の本も見てもらおうという魂胆だ。ふと目に付き、興味を持ち、買ってしまえこの野郎、というわけだ。
誰がひっかかるかこの野郎。
僕は探してる本がない限り、半額のコーナーには近寄らないんだ。本を選ぶときは、作品で選ぶんじゃなくて、作家で選んでいるから、新規に開拓する作家は105円の方で選ぶ。それで気になる作家になれば、その作家の本を半額のコーナーで買うこともあろうし、書店で買うこともある。
配置に違和感を覚えたけど、まあ、慣れたらどうってことはないんだろうな。
今日は4冊買う。
掘り出し物があった。(相変わらずの)105円コーナーにホーマー・ヒッカム・ジュニアの『ロケットボーイズ2』が上下巻であった。思わず小躍りしそうになった。
他には中上健次と歴史関係の新書。