NHK朝の連続ドラマ小説「わかば」が今日から始まる。
福山雅治が主題歌を歌っている。
福山雅治のラジオ番組でその主題歌はすでに聴いていたのだけど、かなりのバラード曲なので、朝の連ドラの雰囲気にはどうなんだろうって思っていたけれど、いやいやなかなか、朝の連ドラの雰囲気に良いかも。オープニング用に曲を短くするため、相当いじってあるけど。
で、ドラマの方は、1回目の放送なのでまだなんとも言えない。とりあえず山口紗弥加が老けて見えてしまった。1年くらい前になにかの番組で見たときは、可愛いなあって思ってたのに、知らぬ間になんだか歳とった感じ。


また今日からBS2で朝の連ドラ「あぐり」の再放送が始まる。
このドラマは連ドラの中で一番と言っていいほど大好きな作品。オープニング曲も良いし、脚本も良いし。そしてなんと言っても、野村萬斎のひょうひょうとした演技がいいんだ。もちろんヒロインの田中美里も良かった。非常に細かいことだが、彼女の「エイスケさん」と呼びかける口調が好きだった。
エイスケさんの描いている画を見て、闇夜のカラスだ、といったあぐりの名言(?)が出た場所は確か岡山城だったはず。岡山城のあたりではわりとロケがおこなわれていたのではないかと思う。それをチェックしてみたい気もする。
ああ、そういえば、辻潤をモデルとした役・森潤を演じた森本レオも良かった。以前にも書いたが、この森本レオの役の奔放とした感じに見事に感化されて、辻潤とはいったいどんな人だろうと興味を持って、その著作を古本屋であさったものだ。
しかし奔放とした感じと言えば、エイスケさんもずいぶん奔放で、あれほど身軽に動きたいものだと強いあこがれを持った。ちなみにエイスケさんのモデルである吉行淳之介の父・吉行エイスケの著作も買って読んでる。それほどこのドラマにはまったのだった。このドラマに僕は多大なる影響を受けている。
そういえば、ともう一つ思い出したが、エイスケさんと同じく作家を目指していた辻村燐太郎の野村宏伸も良かった。見事に文学青年の役にはまっていたと思う。辻村燐太郎はエイスケさんと対比して真面目キャラだったよなと記憶してる。エイスケさんの影でなにかと世話をやいていたように思う。
このドラマ、見たくて仕方ない。
今は総集編のDVDしか発売されていないけれど、完全版が出れば絶対に買うと思う。5万円くらいするのだけど。
松嶋菜々子がヒロインだった連ドラ「ひまわり」も大好きなのだけど、こちらは完全版DVDが発売されている。買おうと思っていた。しかし5万円という値段でいまいち踏み切れなかった。でも、「あぐり」は例外で、融通のつくお金があれば間違いなく買うと思う。