午前2時を過ぎると、今週ずっとそうだったように、NHKは固定カメラによる新潟長岡市の中継映像をながしていた。そして僕はいつものように、見るわけではないが、それをつけて作業していた。
午前3時に定時ニュースが始まる。しかし原稿を読むアナウンサーになんだか落ち着きがない。今入ってきたニュースだと前置きして、イラクの人質のニュースを始める。
じゃんじゃん中継が入って、やたらとあわただしい。そのうち民放もこのニュースを報じるようになる。
掲示板を少しのぞいてみたけれど、そちらはちょっとしたお祭り騒ぎになっていた。ドラゴンボールを集めて生き返らすんだ、というような話題も出てきて面白くはあったけど。
マスコミがやたらと忙しい。それらにつき合っていたから、創作ペースががた落ちだった。
この時刻での報道で興味深かったのが、共同通信社がかなり早い段階で断定していたこと。他はどこも”可能性”という言葉を使っていたのだけど、共同通信社だけ断定。しかも総理の今後を心配していたりもした。いくらなんでも早すぎでしょう、って思わずにはいられなかったよ。
そしてもう一つ興味深かったのが、最初の政府の会見。やたらと「ハゲ」という言葉を使っていたような気がする。「人質の頭部にハゲがあり、今回見つかった遺体にも同様にハゲがある」というような感じの言い方だった。ニュースの原稿読みでも、「ハゲ」という言葉を使っているところがあったような気がする。これ、寝て起きて見た昼のニュースでは「頭部にある身体的特徴」という言い方になってたね。