natsukawa2006-04-12

試験終了後で、ちょっと腑抜け中。
ドイツ文学のテストで「近現代のドイツ文学の小説で読んだ作品について述べなさい」というような問題があって、ドイツの文学史的な問題が出るとばかり思っていたので、完全に意表をつかれ、おまけに考えてみればドイツの小説って読んだことないやって気づいて、完全にお手上げ状態だったのが心残り……


8日9日と、久々の1泊外出。
広島へのちょっとした旅。


初日の試験が終了したあと、ホテルにチェックインし、それから翌日のテスト勉強もせず毎度の事ながら散策に出かけたのだけど、うろうろ歩いているうちに、再確認的に気づいた。
僕は知らない土地で暮らしてる人たちを見るのが好きなんだなと。
知らない土地の生活風景が好きなんだなと。
ただ街を歩いて、その風景を見て、人を見てるだけで楽しくてしかたなかったりする(笑)
自分の知らなかった世界が、暮らしが、ここにはある、って感じられるとそれだけで満足というか。


余裕があればいっぱい旅をしてみたいところ。
もっともっと知らない土地を見てみたいと思う。
そして10万円くらいのデジカメの一眼レフを買って、本格的に写真を撮ってみたい。
なにかと軽快に動くことができる20歳前後の時に身体を壊して動けなかったので、この気持ちはかなり強く持ち続けてるかも。


仏教に「対面同席五百生」という言葉がある。
たまたまなにげなく言葉をかわした人、たまたまなにかで同席したような人、など一瞬でも対面した人は、過去世において500回も出会ってる縁のある人らしい。
そう思うと、なにげない人との関わりもわくわくしてくる……
今回の広島、夕食をお好み焼き屋で食べたのだけど、そのときカウンターで隣に座ったのは外国人。
その人が食べ終えたあと、「すみませ〜ん」って言って、僕の前にあったつまようじに手をのばす。どうぞどうぞってな感じで僕もうながす。
これも「対面同席五百生」の縁なんだろうね、って思うとやはりなんだか面白い……
いよいよもっと出歩いてみたいと思えてくる。