natsukawa2006-07-01

この週末は大学の科目試験。
今回は広島に行ったりする必要もなく、岡山市内で受験できるので、ちょっと楽かも。


おまけに5月末のレポート提出日をすっかり忘れていて、レポートを出すことができなかったので、今回の受験科目は少なく(レポートを出していないとその科目の受験はできない)、これまたちょっと楽かも。不本意だけど。


今日は1科目受験するため、高速道路をひた走り、岡山市へ。
高速道路では、後続車がつらなり始めたのにずっと追い越し車線を走るVOXYがいたので、
そこはおめぇの専用車線じゃねぇ、
って次長課長・河本のタンメンネタ風に言ったとか言わなかったとか……(たぶん言ってない)
普通に左側の走行車線から追い抜いておきました……


試験会場に到着してまずちょっぴり感動した。
今回試験監督で来られてる先生が、僕が慶應義塾の中で一番好きな先生だったこと。
3年前にその先生の講義を受けて、少なからず衝撃を受けて、ひそかに慕っていた。
初回の講義で、「常識という無知」という言葉をかかげ、常識とは何だ? と問うてくれた。
自分の尺度にものごとを都合よく変えているに過ぎないじゃないかと、提起してくれた。
昔から漠然と考えていたことに対して、1つの指標を与えてくれた感じだった。


個人的によい教師に恵まれなかったのか、”先生”という存在に対して尊敬の眼差しを持つことなく、影響を受けることなく過ごしてきたので、このときは初めて”先生”という存在を慕う経験だった。
その先生と再会できて嬉しくちょっぴり感動。


試験が終わったのは午後2時過ぎ。
明日も同じく試験があるので、今日はすぐ帰ることに決めていたのだが、まだ時間があるなと思い、吉備津神社に寄ることにした。
今日は7月1日で、今日から今年も後半になるのでちょうどいいかなと思って。


僕の住む地域の人は、初詣などで参拝するときは最上稲荷に行く人が断然多いみたいなのだが、僕はそこに参拝したことがない。どんなところなんだろう? って思ってふらっと立ち寄ってみたことは1度だけあるけど。お稲荷さんにはご縁がないのかなぁ、って思ってみたり。


基本的に我が家が熱心に参拝をする家ではないので、大きな神社に行く機会が昔から極めて少なかったのだけど、僕の場合、ふと考えてみれば、車に乗り出してから吉備津神社にはなにかとよく行っているような気がする。
吉備津神社最上稲荷は近い場所にあるのに、吉備津神社ばかりに参拝しているのは、なんとなく面白いこと。やっぱりこれこそなにかのご縁なのかな。


実は以前、地元の氏神様を調べてみたら、まつられてる神様は吉備津彦命だった。吉備津彦命はその名の通り、吉備津神社の祭神でもある。妙な繋がりがあって少し興奮したことを覚えている。


吉備津神社は以前から屋根の葺き替え工事をしているのだけど、今もまだ終わってなかった。
だから今回も国宝の本殿を眺めることはできず。


参拝者はまばらで静かな境内だった。参拝者のほとんどは夫婦だった。若い夫婦の場合、妊婦さんが多かった。1人で訪れているのは、僕を含めて2人だった……
気合いを入れて本殿でお祈りし、30分ほど境内を散策して帰路についた。


明日は試験2日目で再び岡山市行き。
今夜も試験勉強とW杯準々決勝とを天秤にかけ葛藤するのは必至。