今年は、1年で本を100冊は読もうかな、なんて密かに思っていたのだけど、もうすでに駄目な感じ。そんな余裕がないや。だんだんと読むスピードも遅くなっているし。ただ、単純計算で、1週間に2冊読み終えていれば、1年間で100冊近くになるはず。1週間に2冊というペースは、別に大変な感じはしない。2日に1冊読み終えるというのでさえ、出来そうではあるのだから。でもやっぱりね、余裕がないのね。勉学に精一杯で精神的に余裕が無い。
また、今年は映画も積極的に見ていこうかとも思ってた。HDD付きDVDレコーダーがなかなか優秀なので、TVで放送される映画を録画しまくって、ちびちび見ていこうという心づもりであった。でも、録画しまくりであっても、それを消化できてない。やっぱり映画って余り見る気がしないんだよね。見れば見たで、良いものだな、とは思うのだけど。
話は変わって、今日の新聞、山陽新聞は1面に昨日の芥川賞受賞の記事が載っていた。他の全国紙はどのようになっていたんでしょうね。特にこれといったニュースがなかったと思うので、やはり1面掲載だったかもしれない。最年少受賞ということで、話題は十分で、文壇に新しい風、といったような文句もあったりして、注目度は高いのだけど、ホントに出版界が賑わうかといえば、どうもそんな気はしないよね。数年前の平野啓一郎の時だってそんな感じ。芥川賞受賞者の本は売れるかもしれないけれど、ただそれだけといったものなんだろう。今回の受賞者、金原ひとみはコンスタントに書いていきそうな気がするけれど、綿矢りさは結構寡作の作家になるような気がする。今はまだ大学生であるから、そんなに余裕もないだろうし。ただ、綿矢りさはマスコミへの登場頻度は高いかもしれない。TV番組にもひょこり出たりしてね。