今回のテーマは、30代の独身女性。何故結婚しないのかというような話題で、30代の独身女性を追っている。最近このような内容の番組が多い。この前も日テレ系の「スーパーテレビ」でやっていた。
もはやモットーとなっている、物事は多様であるべき、というのをまた思ってしまう。結婚しない女性が増えている、って聞こえてくれば、ふうん、そうなんだ、別にいいんじゃないの、で終わる。
多様であって、結婚しない女性が増えるのはかまわないのだけれど、そこで、そのあり方に凝り固まって、妙に格好つけた、訳の分からない幼稚な姿勢、それこそくだらぬ流行のようになると、なんだか世の中がさらにくたびれたようになるかも。番組内でも触れていたのだけど、30代独身女性って格好のビジネス対象になってしまうのでしょう。そこそこ自由に使える金があるわけだし。巨大なマーケットが生じ、さらにマスコミのけしかけもあり、その対象者は見事に消費されていく。世の中がくたびれる。
30代独身者のインタビューを見ていていつも思うんだけど、言い訳が多すぎるね。自分の努力不足を言い訳で塗りつぶす。そして言い訳を積み重ねていき、誤魔化しきれなくて、安易な方向に流れ、世の中にそって動く。世の中の流れに任せて動くと、酷く消費される。空虚になる。空っぽか。