やはりどうしても昼下がりは眠くなってしまうなぁ。これって春が近い証拠でしょうかね。
昨夜と言っても、今日の午前3時あたりだけど、あることをふと思い出して、本棚をごそごそあさって、昔の雑誌「ダ・ヴィンチ」を取り出した。
その思い出したこととは、この雑誌が毎年1月号でおこなっている作家その他についてのアンケート結果。どの作家が好きか、とか、どこの出版社が好きか、とかいう読者アンケート。
これ、確か昔は恋人にしたい作家、とか、結婚したい作家とかいう、なんだかよくわからないような項目があったなと思い出した。で、今年と去年のものを見てみた。すると、この項目はなかった。くだらない質問だったと気づきやめてたんだね。
なぜこんなのを見てみようかと思ったのは、綿矢りさの名前が載ってるんじゃないかなと思ったもので。目的の項目はなかったけれど、去年のにも今年のにも綿矢りさの名前が載っている項目があった。来年ブレイクしそうな作家、という項目。3位か4位くらいに載っている、2年続けて載っている。1月号というわけで前の年の12月に発売されている雑誌なので、今年の1月号のアンケートは、もちろん今年ブレイクしそうな作家と言っているわけで、これは見事当たったね、と。
あと、もう一つ思ったことに、彼女のデビュー作『インストール』が載っている文芸誌「文藝」って、持っているとプレミアついたりしますかね。僕は持ってるんですよね。なぜ持っているかといえば、この38回文藝賞に原稿を応募していたから。彼女と共に最終選考に残っていたというのであれば、大したものだけど、結果は1次選考で玉砕していた。その結果を知るためと、受賞作を見るために購入していたんだね。でもこの雑誌、まだバックナンバーを購入することが出来るみたいだから、そんなに貴重というわけではないか。何十年先という目で見ればわからないかもしれないけど。