日テレ系「カリオストロの城」。もう見飽きたという感もあるので、前半を少し見たという程度。テレ朝系「ニュースステーション」の最終回の方を見ていた。
でもまあ、ルパン三世話を。
今回のこの「カリオストロの城」、番組欄にはルパン作品の最高傑作と書いてあったように思う。この手の文句があるときは、いつも、ホントにそうかぁ? って思う。宮崎駿の監督作品だからそう言うんじゃないの? って。
確かに良い作品だとは思うんだけど、これは本来のルパン三世の作品とは趣がかなり違うものに感じる。ルパン三世らしくなく、変に収まりすぎている。TVシリーズからのルパン三世とは別個のものだ。だから、TVシリーズから見ている人は、おそらくこの「カリオストロの城」を一番に挙げる人は少ないんじゃないのかな。そういう気がする。
ちなみに。僕はルパン三世作品の中では、TVスペシャルの第1弾「バイバイ・リバティ・危機一発!」を1番に挙げるかな。ただ、僅差でTVスペシャル第2弾「ヘミングウェイ・ペーパーの謎」が挙がる。TVスペシャル第6弾の「燃えよ斬鉄剣」も良い。
毎年夏に放送されているTVスペシャル。最近の作品には失望させられるものが多いのだけど、初期の頃の作品には良いものがある。