午後から友人2人の襲撃にあう。
「釣りに行こうぜ」と唐突な提案に「まーじーでー」とだらけた半端な返答をしていたのだが、半強制的に参加させられる。「しかし君たち、なぜまた釣りを?」と問いかけてみれば、友人がもう一人の友人を指さし、「こいつがバス釣りしたこと無いって言うから」と答える。「教えてやってくれ」と、続けて言われるけど、ちょっと待てと、僕だってもう7・8年はやっていない。釣り道具もあるかどうか。
聞けば、一人の友人は未経験だし、もう一人の友人も僕とかわらない7年近いブランクがある。
でもまあ、とりあえず行ってみますか、ということにして、釣り道具を探すが、釣り竿しか見つからなかった。リールやらルアーが見つからない。友人が、俺が持っているから、というのでそのまま出かける。
池を3つ巡った。
いずれも7年前はブラックバスが良く釣れる場所だった。しかし7年という時間は環境が変わるには十分な時間で、2つの池ではまったく釣れなかった。2つの池ではブラックバスではなくてブルーギルの姿が多く目に付いた。
3つ目の池になると、ようやくブラックバスを発見した。ルアーを投げると、ブラックバスが食いつこうとするあたりがある。しかし釣れなかった。ルアーがあわなかったのかもしれない。ルアーを変えたいところだったが、友人が持っているルアーは少なかった。だからルアー選びもままならない。(と言い訳をしておいて…)
釣果は経験者である友人が1匹釣り上げたのみ。15センチくらいはあった。
カメラを持っていたので写真を撮っても良かった。しかし、魚の口に針が複雑に刺さっていたのを僕がラジオペンチで取ったのだが、その際、魚にさわり、手がぬるぬるしていたのと臭いがついたので、写真を撮るのはやめておいた。手のぬめりは池の水で洗うことでおちるのだけど、魚の臭いはしばらくついたまま。久しぶりだとよけいに臭うもの。
久しぶりに自然の中で遊びましたよ。虫に刺されたりしながら。