蕎麦よりは確実に饂飩が好き

というか、うどんはかなりの好物です。
……まあ、それはいいとして。
今度、讃岐国を訪れる予定だというid:canaさんが2/20のコメント欄でちらっと書いておられる、
”讃岐の饂飩はいつからこんな「マニアの聖地巡礼」のような世界になったんだろう”
という記述が、言い得て妙だな、と思わず腕組みして唸ってしまった(ちょっと大げさか)。
そういえばcanaさんは岡山を離れて久しいようなので、一瞬ではあるが世間がにぎわった讃岐うどんブーム時の地元テレビ局のはしゃぎ様を知らないのも無理はないか。……いや、もしかすると、先のcanaさんの記述からいくと、讃岐うどんがブームになったこともご存じないかもしれぬ。うむ。


他県の人にはたまに驚く人もいるようだけど、岡山と香川はローカル局を共有している。共有しているという記述がいいのかわからないけれど、同じ放送局が管轄している。だから夕方のニュースでは、地方の話題といっても、岡山のことがあったり香川のことがあったりする。
讃岐うどんのブームがあったのは、今から2年か3年くらい前になるのかな(?)。このときは地域の話題になると、うどんネタが多かった気がする。特にテレ朝系の局である”瀬戸内海放送”は夕方の番組で讃岐うどんのコーナーまで作っていたはず(今でもあるのかも?)。かなりのにぎわい様。このときの番組を見た印象では、全国各地からそれはそれは多くの観光客が訪れていた。


確かに香川のうどんは美味しい。
縁あって、というか、単に妹が高松にというだけなのだが、瀬戸内海を越えて香川へはよく行っていた。行くたびにうどんを食べていた。初めて讃岐うどんを食べたときは、その味もさることながら、セルフという店のしくみにも感動した覚えがある。
ただ、香川のうどんと言っても、考えてみれば、行ったところはすべて高松市内の店。市外にも有名な店はいくつもあるはずだから、いつか行ければいいな。
うどん店巡りといえば。

辺境・近境

辺境・近境

この本の「讃岐・超ディープうどん紀行」というタイトルの付いたエッセイに登場している店へ行ってみたいという願望がある。
でもこの文章は1991年の文章だから、そこに載っている店がはたして、そのままあるかどうかが問題だ。


うどんと言えば、で、思い出したが。
妹が仕事の昼休みにランチへ出ていった際、「一緒に讃岐うどんを食べませんか?」と出張サラリーマンに声をかけられたらしい。
うどんを食べる機会が極めて高い人に向かって、そのナンパの仕方はないでしょうに。