今年もひとつ季節がめぐって思い出がまた遠くなった

なぜか晩春や初夏の雰囲気が強く印象に残る。
夜、8時過ぎ頃に犬をつれた散歩に出かけ、いつも農道を通るのだけど、この時期は”青い匂い”がぷんぷんしている。道ばたの草が放つ緑の匂い。
これが田植えがおこなわれた頃になるといよいよ強くなる。
そしてこの匂いをともなった風景がやたらと印象に残ってる。
田植えが終わった直後の田圃が遠くの街灯の光をはじいている風景。周りでは蛙が鳴いていて。
あれ? この光景は見たことがあるぞ、と毎年思ってしまう。
そして1年という時間が流れたことを感じる。