natsukawa2005-08-21

早くも日曜日。木曜日に東京へ来て以来いっさいネットに繋がっていないので、情報を得るにも書店に行くなどの努力が必要。しかしそんな情報収集はまったくしていなかったので、休日になっても特にすることがなく……
部屋でゆっくり本でも読んでいようかと思ったけど、ホテルだから掃除が入るので(断ることもできるが)、ちょっと出かけてみた。


最寄りの書店で東京の観光雑誌を立ち読みしてみるが、特にここへ行こうと強く思うところはなかった。それでも、神田明神湯島聖堂あたりが気になった。
御茶ノ水で降りて、神田明神湯島聖堂を巡り、ついでに秋葉原まで足をのばし、古本の街・神保町へ。歩けない距離ではないので、このコースで散策決定。滞在場所からそんなに遠くないし。


湯島聖堂孔子が祭られてる場所なのかな。孔子像があったような気がする。緑が鬱蒼としげっていて、建物も中国の建物ぽく、なおかつ境内ではなぜか中国楽器の生演奏がされていたので、まさにふっとわいた日本じゃない異世界空間。


神田明神は朱色の綺麗な神社。境内はそんなに広くないけど、参拝者がちらほら居て、大きな神社なんだろうな。祭神は誰だろうって気になったけど、説明するものはなかった。でも境内のすみで流れてたナレーションに、出雲と同じ神様が祭られてる、とあったので、きっと祭神は大国主命だろうな。七福神にもいる大黒さんのこと。縁結びの神様だ。あと、境内の入り口に平将門ぽい像がある。関東には平将門を祭る神社が多くあるので、ここもそうなんだろうな。


秋葉原は以前より増してにぎやかな場所になった気がする。一応、注目されている場所であるからかな。コスプレをしている女性をかなり見かけたよ。昔より確実に増えてる。カメラを持った人が集まれば、彼女たちは要望に応えて見事にポーズをとる。プロだと思った。


少し歩いて神保町。この古本の街を満足に歩くには、ある程度のまとまったお金とマニアックな本の知識が必要とされる。僕なんてまだまだだ……。あんまりじっくりと本を見ていると欲しくなってくるので、軽くなめる程度でうろうろ。


なんかけっこう散策好きになってるかも……。特になにがあったわけではないのだけど、それなりに楽しめていたりする。