natsukawa2006-07-30

土曜日。遠出してきた。岡山県の県北の方まで。
そこには縁あって知り合ってお世話になってる霊能力者の先生がいる。
僕はその人に”助けられた”と思ってる部分があるので、かなり信用している。
20歳の頃から身体を壊し、長期療養を余儀なくされ、社会に出る前に脱落したようなもので、これまで紆余曲折いろいろあったが、その先生にお世話になるようになって、あらゆることがぼちぼち好転してきているように思う。
そして数日前から、なぜか、今行かなきゃ、と思う気持ちが強くわいていたので行って来た。相談したい大きな話題が2点あったということもある。行くのは5ヶ月ぶりくらい。


霊能力者にもいろんなタイプの人が居るのだけど、その先生は霊場で修行をかさねて神様のお力を借りられるようになった人。拝んでる神様は八大龍王様。法華経に出てくる神様だ。その神様が常に側にいて、神様と対話しながら人々の相談にのっている。だから相談の答えが神様の答えだと言えなくもない。


40分近く、いろいろな話をした。その中でとても興味深かった話を1つ。
今勤めている会社には派遣で潜り込んでいるのだが、高く評価してもらってるのか、勤め始めて早々、新しい別の部署で正社員にならないか? という話をもらっている。まぁ考えときます、と答えているのだが、その本格的な申し出がもうそろそろ来そうなのだ。
実は今の会社には正社員で居ようとは思わない。どうにも気がすすまない。かといって年齢的に落ち着いてもいいのかなという気持ちもあり、迷っていた。そのことを聞いてみた。


「正社員にならないかという話がきとるんじゃけど、どうだろうか?」
と、先生は神様に話しかける。その後、しばらく、うん、うん、って相づちをうっていた。そして相づちが終わると、不意に僕に言った。
「まだ早いらしいわ。正社員になるにはまだ早いって言うてる」
「そうなんですか?」
「そう。まだ焦らないでゆっくりしてればいいで」
「そうですかぁ。実はですね、僕も気乗りはしてなかったんです。正社員になることを考えると、どうも気が重いというか……想像できないというか……考えられなかったです」
「そうなることを考えると気が狂いそうじゃったろ?」
これは確かにそんな感じを抱いていた。だから、
「そうですね……」と答えた。
「ああ、そうやって知らされとったんじゃな」
一呼吸おいて先生は続ける。
「それとな、3、4年後に会社おこすことになると思うわ」
これにはかなり驚いた。
「会社ですか? 会社を……経営する?」
「そう。会社を持っとる。だから今のうちに、一番下で働いて、下で働く者をよく見ておきなさい。上に立つ者は下の者の苦労をよく知っておかなければならないから」


今の僕からはまったく想像できないのだが、そういった何かをやってやろうという”志”だけは持ち続けていた。そしてできるかぎり貪欲に知識・教養を求め続けてきた。もしかしたらそれが形になるのかもしれない……
……でもやっぱり今は現実味がわかない……
「あんたは幸せに生まれとるわ。親に感謝しいや? これからどんどん良くなるで」
とも言われた。将来に関する話をしたのは今回が初めてなのだが、ずいぶん心躍る言葉ばかり聞かされたような気がする。
「なにも気にしなくていいから、焦らずゆっくり自分が思うようにしていなさい」
というようなことも最後に言われた。


これからも自分を高めていく努力をしようと、やる気が沸き立ったひととき……


あと、帰り際に、
「3、4日後にいいことがあるから楽しみにしとき、って神様が言うとるで」
って言われたんだが……火曜日水曜日あたり? めちゃくちゃ気になるんだけど(笑)