今日はNHKの「スタジオパークからこんにちは」に源さんこと小林隆が出るぞと思ってチャンネルをあわせたのだけど、地震のニュースをしてた。しかし途中から中継映像に切り替わる。行方不明だった母子3人の救出現場の映像だった。手をとめて思わず見入ってしまった。
レスキュー隊員の人たちがものすごく格好良く見える。救出作業中にも強い揺れがあったりして、土砂崩れの起きた不安定な場所なだけに、ものすごく危険な状況。そこで一生懸命作業する姿を見たら、目を離せられなくなってしまった。
なんとか生きようとする人がいて、なんとか生かせようとする人がいる。一方で世の中には、まだ生きられるのに自分で死んでいこうとする人がいる。複雑ですね。


午前中に再び震度6もある揺れがあったようで、まだまだ不安定な様子。
報道陣の活動も盛んで、相変わらずヘリコプターが飛びまくってる。行方不明者がいて、なにかの下敷きになっている人がいるかも知れないというのに、ヘリコプターがやたらと飛びまくっている状況は問題ないのかなと、最初は思っていたけれど、どうやら生体反応を感知する機械みたいなものがあるみたいだね。今日の救出劇の中で知った。
それにしても。
揺れに怯えている人たちにマイクを向けて「どうですか?」というようなことを訊きまくっているのはどうなんだろうね。無神経で酷いというか。「被災者にはかなりのストレスがたまっているようです」とリポーターは報告するが、マイクを向けること、カメラを向けることがかなりのストレスになっているような気がするよ。被災者にしてみれば、見せ物じゃないぞこの野郎、っていう感じでしょう。
人が怯えてる姿ばかり見たくないしね。嘆き悲しんでいる姿なんて、撮られる方もイヤだろうし、見てる方も辛くなる。
報道になにかを求めるとすれば、被災者がなにを求めているのかという情報と、被害状況と、あとは被災者たちの頑張っているよという姿か。
報道は報道陣主導じゃなくて、被災者主導にすればいいのに。マスコミを通して伝えたいことがある人だけ、カメラの前に立ったり、マイクの前に立つとか。