読了
- 作者: 舞城王太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2004/08/07
- メディア: 単行本
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「好き好き大好き超愛している。」は芥川賞候補になった作品ということである程度期待して読んでみたのだけど、いまいち、僕の趣味にはあわなかった。やろうとしていることは面白いんだけど。
あまりにあからさまに書くのでとってもわかりやすいのだけど、それ故、どうしても幼稚臭さを感じてしまう。
そして思ったんだけど、舞城作品て読み進めると飽きてこない? 作風がすぐに飽きられそうな感じのものだと思う。
この作品、最初に”言葉は神だ”というヨハネの福音書から引っぱってきたような記述があるので、聖書を下敷きにしているのかと思ったけれど、創世記から引っぱってきたものとか、それらしいものがところどころにあるだけで、それほど徹底してはなかったみたい。すごく中途半端。
というか、聖書に特別詳しいわけではないんで、気づかなかっただけかも。
舞城作品はもう飽きてしまったのでちょっとお休み。