恵方に向かって太巻きを丸かじれっ。
っていう日でありますけれども、太巻き買ってこーい、という命令を仰せつかったので、はい行ってきます、と元気良く返事して出発するわけなく、居候のくせして、ううん、別にいいけど、と生意気にぼそぼそと返事して、昼からお出かけ。日中に動ける人は僕しか居ないんだから仕方ない。
とは言え、捜し物があって出かけようと思っていたのでちょうど良かったんだ実は。


予約本、用意できましたよ、っていうメールが届いていたので、図書館へ受け取りに立ち寄る。
昔、ネット上のどこかで目にした、柴崎友香の『きょうのできごと』は良かったよ、という記述をふと思い出したので借りてみた。
そして、よさげなものを見つけた。『名短篇 新潮創刊100周年記念』。文芸誌「新潮」に創刊時から掲載された膨大な作品群のなかから短篇を集めた本。古くは森鴎外の時代のものが収まってる。そうそうたる名前が連なっているのだけど、特に葛西善蔵とか島村利正とか楽しみ。石川淳村上春樹の名前がないのはちょっと不思議。
他に藤原新也など借りて、計5冊。