あなたはまだ出会うべき人に出会っていない

そんなフレーズがなぜか自分の中で踊っている。
何気ない出会いで救われる人が世の中にはいるようだ。
などとぼそぼそ想う今日この頃。
多くの人と話をして、多くの人の”生き方”を聞いて、多くの物語が生まれてる。
以前、不意にやってきた大きな物語に、次々生まれてくるそれらの物語をどんどんそそぎ込んで、さらなる大きな物語に増幅させている。
さて、これをどのように文章にしたものか。どのように作品にしたものか。


最近気づいたのだけど、昔は作品において世の中の”不確かさ”や”はかなさ”を描きたかったようだけど、今は明らかに”喪失”を描こうとしている。
本当は作品を通して”喪失感”が滲み出てくればいいんだろうけど、完全な筆力不足ゆえ、そういった芸当はできないので、最初から”喪失”を抱いている男が登場する。
この喪失男の何気ない言葉により、救われていく女Aがいる。
この女Aに気持ちが向いている男Bがいる。
このトライアングルが基本。そこから外れたところに、年上である既婚者女Bがいる。この女Bは、喪失男、女A、男Bにそれぞれ言葉を送る。図で表すと三角錐のイメージ。
この三角錐の4点それぞれには、円がついている。この円はそれぞれの人がそれぞれ属している人間関係。
トライアングルの繋がりはリアルな繋がり。このトライアングルの3点と女Bとの繋がりはヴァーチャルなもの。
って、こんなこと書いてるけど、書き進めるとどうなるかわかりはしない。
とりあえずメモメモ。