岡山県と広島県のハーフ的人種

岡山県出身であることはまぎれもない事実なので、出身はどこ? って聞かれれば、岡山県と答える。
でも岡山県の県庁所在地である岡山市のことはあまり知らない。東は倉敷市までしかよくわからない。そんなわけで、岡山県の中心的な部分は語ることが出来ない。岡山駅前のどこか大きな店(高島屋?)がそのうち撤退するらしい(けっこうあやふや……)ので岡山の駅前はいよいよ衰退するぞ、ってなことも聞くのだけどピンとこない。倉敷駅前の三越撤退話はちょっとだけ、おおっ、って思ったけど。
それで、買い物などで出かけることの多い場所は広島県福山市であったりする。福山市は40万人近くの住民がいる街なのだが、広島県の話題として出てくる街ではない。というわけで、広島県を語ることもできない。
中途半端だ。


以前、canaさんから、(夏川が喋っている言葉は)なんだか岡山弁じゃないぞ、というような指摘を受けて以来、他県の人と話す機会があれば、僕の喋る言葉どうよ? ってなかんじで訊いたりしていたわけだが(笑)、やはり広島弁っぽいって言われる。
それがイヤだというわけではなくて、へぇ〜そうなんだ、と感心してる。
岡山弁ではなくて広島弁でもない。
じゃあ、なんだ? という問いが生じてしまいそうなものだけど、これには良い答えがあって、どうやら”備後弁”と答えればいいらしい。
昔は岡山県は、”備前”、”備中”、”備後”と別れていたわけだけど、僕の居る岡山県西部と福山市をあわせたあたりが、だいたい備後国だった(はず)。
これは良い答えに気づいたもんだと思いはするが、しかし、備後弁だって言ったとしてどれだけの人に通じるものだろうか。
こうなると岡山県出身漫才師”千鳥”が喋っている言葉も備後弁となってくる。一応、岡山弁漫才という宣伝文句はあるみたいなんだけど。