natsukawa2005-06-06

6/6のam2:00過ぎ、なぜか急に欲して氷のアイスを食べてしまい、妙に身体が冷えて、寒いなぁ〜って呟いたりしていた……。
なにやってるのやら。


市役所に行った。
野暮用で市役所にはちょくちょく行くことがあって、行くたびに高校時代のクラスメイト(女)と顔を合わせ、お互い知っている存在ではあるが特に親しいわけではないから雑談することもなく、手続きの話を一言二言するだけなので、なんだか微妙な気持ちになることが多い。
今日行くと、今度はもう1人別の高校時代のクラスメイト(女)が窓口に座っていた。
つまり、高校時代のクラスメイトが2人、同じ課の窓口にいる。
市町村合併等々の関係のため、転勤してきたのだろうなということがすぐに思いついた。
彼女に会うのは高校卒業以来のことになる。高校時代は3年間同じクラスになり、実はこっそり好きであったりした。県外の国立大学に進学し大学卒業後には地元に帰り早々に結婚したということを風の便りに聞いていた。
今日見ると左手薬指には結婚指輪であるらしい飾り気のない指輪がはめられていた。
髪型は昔とそれほど変わって無く、雰囲気も変わりなく、素直に年を重ね、大人になっていったという感じがした。一目見てその人とわかる。
僕の名字は珍しいものではないけれど、今住んでいる地域にはあまりない。手続きには代理人でも名前を書くようになっているので、名前で気づかれたかもしれない。かといって特にリアクションがあるわけでもなく、手続きの確認でちょっと言葉を交わすだけ。


昨日は手術入院している友人のお見舞いに行った。
僕は平日でも動ける人間なので、日曜日に行くことは考えてなかったのだけど、入院中の友人と共通の友人が、お見舞いに行きたいけれど病院の場所がわからない、と言うので乗せて行った。
行って3人で雑談。気づけば3時間経っていた。晩ご飯が17:30分くらいから始まるらしかったので、そのころに退去。
金曜日まで入院しているらしいので、気が向けばもう1回くらい足を運ぶかもしれない。


このところ漠然と考えていること。上手く書けませんけどだらだらと。
人はたいてい病院で生まれると思うけれど、病院で生まれると赤ちゃんは新生児室に入れられる。そこには1日2日入れられているらしいので、そこに同時に並んでいる赤ちゃんたちはお互いかなり近い時間にこの世に誕生している。そして当然の事ながら同級生だ。
この世で一番最初に出会った同級生でありながら、おそらくもう二度と会うことのない同級生。
田舎など産婦人科の少ない所では、同じ産婦人科で生まれた者同士、同じ保育園幼稚園小学校等に行くことになるかもしれないけれど、たいていの人は新生児室を出ればばらばらの場所に行ってしまうのだろうと思う。
この世に同じくらいの時間に生まれたのだから、当然のことのように、同じ時間を経験して歳をとる。
それらの人の移動を線で見れば、同じ地域にとどまりその周辺をぐるぐる回っているだけの人がいるかもしれない。ある人は北の方に行ったり南の方まで線がのびているかもしれない。またある人は地球の裏側まで線がのびるかもしれない。
でも、出発点は同じ地点。同じ新生児室から始まっている。
新生児室はこの世界の旅立ちの場だ。
この世を同じ地点から一緒に旅立った人は今頃どこでなにをしているのだろうか。
などとわかりようもないことをただただ漠然と思いめぐらすこと多々。
そして、妊娠中の母親の登場から始める3人称の小説でも書けば、そこそこ大きな物語が作れそうだなとぼんやり考えていたり。